[つばさ] 最新話を投稿:終章 明日へ向かって 第二節――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
最新話を『小説家になろう』に投稿。
(アットノベルスにも)
(冒頭部分)
ただひたすらに体を動かす。
まだ風が吹けば肌寒い季節だというのに、自分とその周りにいる者たちはもう汗だくだった。 ...
[つばさ] 最新話を投稿:終章 明日へ向かって 第一節――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
最新話を『小説家になろう』に投稿。
(アットノベルスにも)
(冒頭部分)
あの戦いの残した爪痕はあまりにも大きかった。
あれから数日が経った今も帝都の復旧は思うように進んでおらず、あちらこち ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第六節 五――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(アットノベルスにも)
(冒頭部分)
「あのな」
ベアトリーチェの頭越しに声が聞こえてくる。
マクシムはヴァイクのあまりに一方的な物言いに、なかば ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第六節 四――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(アットノベルスにも)
(冒頭部分)
ヴァイクは、久しぶりに戦慄を覚えた。
――これがマクシムの本当の実力なのか。
圧倒されるとはまさにこのこと ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第六節 三――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
「悔しいが、やっぱりあんたは強い。なのに、どうして間違った方向へ進んでしまったんだ」
この力量、そしてその器なら正道を ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第六節 二――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
それにしても――
「なんて奴だ……」
完全に剣を引き抜いたマクシムのほうを見ながら、ヴァイクは内心、戦慄に震 ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第六節 一――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
雨が羽を重く濡らし、翼の動きを阻害する。体は命のない石のように冷え、指先の感覚が失われていく。
ヴァイクは、必死にな ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第五節 四――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
だが、ゴトフリートの異変に気づいたのはそのときだ。
額に大粒の汗をかき、呼吸が荒くなっている。
それでもゴ ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第五節 三――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
あれは本当にひどい戦だった。もちろん、『いい戦』など初めからあるはずもない。だが同じ戦でも、あのときのものは記憶がまったく薄ら ...
[つばさ] 最新話を投稿:第十章 すべての終止符と喜びと 第五節 二――無料で読めるファンタジーのオリジナル長編小説
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(冒頭部分)
オトマルが覚悟を決めた頃、フェリクスはすでに上階への階段を駆け上がっていた。
思ったとおり、立ちはだかる者はまったく ...