おすすめ無料スマホ音楽ゲーム一覧[まとめ]リズムゲームなどスマホゲーム情報

2019 年 11 月 6 日

ここでは、Andoroid・iOS (iPhone/iPad)といったスマートフォンに対応したネイティブアプリやブラウザゲームを紹介。

基本プレイ無料で、かつ無料版の曲数が多いもののみ取り上げる。

* スマホゲーム界隈ではなぜか、実質的に基本有料なのに無料としているアプリや紹介記事が多いので注意しよう。

ブラウザゲーム

太鼓のオワタツジン 太鼓の仙人2

プラットフォーム:ブラウザゲーム(PC・スマホ)
タイプ:太鼓の達人系
ゲーム:リズムゲーム
表示:2D(横方向:右から左)
曲数:300以上
ユーザーによる曲追加:なし
キーの数:4
難易度:低
処理の重さ:やや重
技術:HTML5

元々は、和太鼓を叩くシンプルなリズムゲーム「太鼓の達人」系のゲームを提供するための、S.K氏が開発したFlash製のソフトウェア、システムがベース。

誰でも公開できるようにされたため、いろいろなサイトでいろいろな楽曲がPC向けに提供されている。

その後、P@sta氏が「太鼓のオワタツジン2」を、同じくFlashで開発。

またHTMLに5対応し、スマートフォンでもプレイできるようにしたバージョンが、この「太鼓のオワタツジン 太鼓の仙人2」になる。

やや重いのが残念だが、唯一スマートフォンに対応している。

権利関係のため、東方系やボーカロイドの曲が多い。

以前は「太鼓のオワタツジンEX」という名前だった(らしい)。

【プレイ方法】

1レーン(ライン)を横に流れてくるアイコンに合わせて太鼓を叩く(ボタンを押す)。

ひとつのアイコンに対して叩く位置は左右どちらでも構わないが、通常(赤)とリムショット(青)、2種類の叩き方があるので意外と難しい部分もある。

連打するパートもある。

Sparebeat(スペアビート)

プラットフォーム:ブラウザゲーム(PC/スマホ)
タイプ:シンプル
ゲーム:リズムゲーム
表示:3D(奥から手前)
曲数:100以上
ユーザーによる曲追加:なし
キーの数:4
ランダム配置:あり
難易度:低
処理の重さ:軽い
技術:HTML5

ブラウザゲームなのに、非常に洗練された音楽ゲーム。

どの環境でもサクサク動き、処理が軽い分、音ズレも起きにくい。

画面もシンプルで見やすくまさに初心者向きだが、高難易度のものも用意されているので音楽ゲームに慣れた人でも楽しめるレベル。

ゲームのシステム(HTML5)は公式サイトだけでなく各ユーザーのサイトでも公開できるため、自作の曲を公開しているサイトがいくつもある。

それらは基本的に、Sparebeatの公式サイトにリンクがある。

【ルール】

奥から手前へ流れるノートが、タイミングのラインと重なったときにタップする。

赤いノートはフリック。

*短所*

PC向けを前提としているのか、複数同時押しなど両手の親指だけではプレイしづらい/無理な譜面も多くあるので、スマホを下に置いて四本指でプレイするくらいしか対応方法がない。

システムは単純なのだが、スマホゲームとしては難易度が高くなってしまっている。

チェンジ・ザ・ギア(チェンギア)

プラットフォーム:ブラウザゲーム(PC・スマホ)
タイプ:シンプル
ゲーム:リズムゲーム
表示:2D(縦方向:上から下)
曲数:300以上
ユーザーによる曲追加:なし
キーの数:4
難易度:低
処理の重さ:軽
技術:HTML5

Sparebeat」と同じタイプのシンプルなリズムゲーム。

ただし、初めからスマホ向けを意識しているのか、それよりも遊びやすい場合が多い。

上記「太鼓のオワタツジン」と同じ開発・運営によるもの。

それよりも処理が軽い印象。

【ルール】

ノートの色に合わせて背景色を切り替える必要がある。

色は二種類のみ。

色が合っていないと、タイミングが合っていても成功とはならない。

Bemuse

タイプ:ビーマニ系
ゲーム:演奏ゲーム
表示:2D(上から下)
キーの数:5~14(+ターンテーブル)
楽曲データ作成ツール:あり
難易度:高
処理の重さ:高

BMSという音楽ゲームの規格に基づいて作成された楽曲データをプレイできる、ブラウザゲームの本格的なプレイヤー(BMSについてくわしくはこちら)。

読み方はおそらく「be muse」(音楽の女神になれ)。

インストール不要で楽曲も初めからある程度用意されているので、手軽にBMSを楽しめる。

――と言いたいところだが、残念ながら演出を凝りすぎていて、とにかく重い。

おそらく、ハイエンドモデルの端末でないとまともな動作は厳しいだろう。

いわゆるビーマニ系のゲームなので難易度はかなり高く、正直タッチパネルでは操作しづらい。

ネイティブアプリ:Andoroid・iOS両対応

ピアノタイル

タイプ:シンプル
ゲーム:演奏ゲーム
表示:2D(上から下)
画面:縦向き
曲数:約200
ユーザーによる曲追加:なし
キー、ボタンの数:4
難易度:中
提供者:Cheetah Mobile/キングソフト

世界中で大ブレイクしたピアノ演奏ゲーム。

ビーマニのような適切なタイミングを示す判定ラインはなく、とにかく上から流れてくるタイル(ノート)を自分なりのテンポでタップしていく。

そのためプレイヤーのリズム感がよくないと、いいメロディに聞こえないという本物の楽器に近い感覚。

短所としては広告の表示頻度が高いことと、曲がクラシックばかりということ。

なお、いくつかのシリーズがあるが、とりあえずピアノタイル2か、ボーカロイド曲に対応した正式日本語版のピアノタイルステージがおすすめ。

あと、このゲーム、類似品が非常に多く存在するので、セキュリティのためにもインストールするときは本物かどうか十分に確認して注意するようにしよう。

【リンク】

Phigros

タイプ:シンプル
ゲーム:演奏ゲーム
表示:2D(上から下)
画面:横向き
キー、ボタンの数:レーン要素なし
難易度:中
提供者:Pigeon Games(非法人)

中国で有志が制作した音楽ゲーム(日本語対応済み)。

基本は縦にノートが落ちるシステムだが、レーンの概念がなく、タイミングのライン(判定ライン)の位置で合わせてタッチする。

今のところ課金要素はなく、広告もつかないので完全無料。

実はこのゲーム、タイミングのラインが回転する。この点で好き嫌いがかなりはっきり分かれそうだ。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル – スクフェス

タイプ:シンプル
ゲーム:リズムゲーム
表示:3D(奥から手前)
画面:横向き
曲数:70
ユーザーによる曲追加:なし
キー、ボタンの数:10
難易度:中
処理の重さ:軽い

2.5次元アイドルとして大成功した「μ’s」(ミューズ)というアイドルグループをテーマにした、ストーリーのあるリズムゲーム。

音楽ゲーム部分は、タップするボタンを10個、半円状に並べたもので、画面上部の中央からノートが各ボタンへ流れていく。

見た目はシンプルだが、ボタンが10個あるので意外と難しい部分もある。

収録曲数は70と程々だが、すべての楽曲を無料でプレイでき、期間限定で新曲が公開されることも。

基本的にはキャラクターのカードをガチャなどで集めてユニットを組み、それらを鍛えていくことでライブという名の音楽ゲームパートを勝ち抜いていくという、ガチャを前提としたカードゲームでよくあるシステム。

マルチ対戦機能も。

beat gather (beat gather U)

タイプ:シンプル
ゲーム:リズムゲーム
表示:2D(上から下)
画面:縦向き
曲数:無数
ユーザーによる曲追加:あり
キー、ボタンの数:5
難易度:低
リリース年:2011年

YouTubeの動画や端末内の音楽ファイルを自動解析して楽曲データ(譜面)をつくり、それをプレイすることができる。

Android版である『beat gather U』はYouTube動画のみ対応。

PC向けブラウザゲーム『Pop’nTube』『AnyBeats』といったアプリで昔からある機能だが、驚くべきことに大手ゲーム企業、しかも音楽ゲームで有名なコナミが公式に出してきた。

ルールはシンプルで、流れてくるノートをアイコンのタイプに合わせてタイミングよくタッチ・フリック・長押しするだけ。

プレイにはゲーム内コインが必要だが、ログインボーナスなどで一定額は自動的に手に入れることができ、またコインが必要のない曲もある。

譜面(beat gatherではユビフと呼んでいる)をユーザーがつくる機能もあり、動画の再生に合わせてタッチするだけと手軽。

自分の譜面が他のユーザーにプレイされると、コインを獲得することができる。

ネイティブアプリ:iOSのみ対応

BeatTube

タイプ:シンプル
ゲーム:リズムゲーム
表示:2D(上から下)
画面:縦向き
曲数:無数
ユーザーによる曲追加:あり
難易度:中
リリース年:2014年

YouTubeの動画を自動解析して楽曲データ(譜面)をつくり、それをプレイすることができる。

PC向けブラウザゲームでは有名な『AnyBeats』の開発者が提供している。

ルールは基本的に『beat gather』と同じようにシンプルで、流れてくるノートをアイコンのタイプに合わせてタイミングよくタッチ・フリック・長押しするだけ。

それに加えて、太鼓の達人系のような連打や、ノートの軌跡をなぞったり、それを二本クロスさせたりする要素もある。

ただ、単純なノートも斜めに下りてくることがあるので、そこで好き嫌いが分かれるかも。

広告表示がある。

ネイティブアプリ:Androidのみ対応

osu!Evolution

プラットフォーム:ネイティブアプリ(Windows、macOS、Android)
タイプ:リズムゲーム、ビーマニ系、太鼓の達人系、アクションゲーム
表示:2D
曲数:無数
ユーザーによる曲追加:あり
キーの数:4~7
難易度:中
処理の重さ:普通

「押忍!闘え!応援団」というリズムゲームの影響を受けてつくられたPCゲームのAndroidアプリ版。

osu!自体はBMSと違って開発・提供元がはっきりしているのだが、このosu!Evolutionは中国の開発者がつくった非公式のもの。

また、Google Playなどのアプリストアでは公開されていないので、公式サイトから直接ダウンロードしたうえで、Androidの設定を「提供元不明のアプリ」のインストールを許可するように変えておく必要がある。

無料のインディーズゲームとは思えないほど、あらゆる面で洗練されている。

無料のものだとグラフィックがおざなりなものが多いなか、osu!はデザインもよく、インターフェイスもわかりやすい。

さらに「ビートマップ」と呼ばれる公式の曲リストが存在しているので、提供曲の視聴・ダウンロードが非常にしやすい。

もちろん、ランキングシステムも搭載。

さらには、公式サイトでは「メダル」と呼ばれる実績システムまである。

曲の追加は、PC版と同様に可能。

ただし、いちいちファイルをダウンロードして対応フォルダに展開するのは面倒なので、osu!ビートマップのダウンロードに特化した『osu!MapDownloader』の利用をおすすめする。

【ルール】

大きく分けて、4つのモードがある。

・タッチ/マウスジェスチャ系

画面に表示されるオブジェクトを次々とタッチ/クリックしていく。

意外と難しく、すさまじい反射神経とシューティングゲームのような「エイム能力」が必要とされる。

正直、かなり手が疲れる。

・ビーマニ系「osu!mania」

4~7キー。

縦方向のレーンが短めで、全体的にノートのスピードが速いため、難易度が高く感じる。

また、なぜか他の音楽ゲームと比べて、どの曲でも長押しのノートが多めなので、そのせいでやや爽快感を感じにくい場合がある。

・太鼓の達人系「osu!taiko」

そのまま。

他のモードと比べて、やや対応曲数が少ない(?)。

・アクションゲーム「osu!catch」

上から降ってくるオブジェクトを下にいるキャラでキャッチしていくゲーム。

あまりリズムゲームという感じはしない。

* iPhone/iPadなどに対応したiOS向けには『osu!stream』が存在するが、曲数が少なく(曲の追加ができない)、2015年の段階で更新が止まっているのでおすすめできない。