AndAppクライアントを起動させない方法:強制的に常駐できなくするSimple Run Blockerでプロセス実行禁止に
結論
指定プロセス(実行ファイル)の実行を禁止する、無料の「Simple Run Blocker」など他のソフトウェアを使って、強制的にAndAppクライアントが起動できないようにする。
Simple Run Blockerの使い方
AndAppクライアントの実行ファイルである「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\AndApp\AndApp.exe」を指定する。
他のブロックソフトでも、基本的にはやることは同じ。
解説
通常の方法では無理
AndAppクライアントは基本的に、「AndAppアプリ」の起動時に自動的に起動する仕組みになっている。
ゲームアプリを起動させたいだけなのに、使うつもりがないAndAppクライアントが同時に立ち上がろうとしてしまい、余計に時間がかかってイライラさせられることがある(もちろん、メモリも無駄使い)。
公式の設定(オプション)では、その起動頻度を最少で「1週間に1回」まで減らすことができるが、まったく起動させないようにすることはできず、たまにしかAndAppを利用しない人にとっては結局、毎回起動するようなものなので非常に邪魔に感じる。
運営側としては他のゲームアプリのプロモーションのためにも定期的にAndAppクライアントを起動してほしいのかもしれないが、正直、大半のユーザーにとってAndAppクライアントをいちいちあえて起動する理由は特にない。
アプリ使用時に必要ない
実は、ゲームアプリのダウンロード・インストール・アップデート・アンインストール等々を管理したり、課金用のモバコインを購入したりするとき以外は、AndAppクライアントが起動していなくてもなんら問題はない。
つまり、強制的に終了させてしまってもいいということ。
必要なときのみ起動すればいいだけの話なので、それ以外のときはできるだけ閉じてしまおう。
欠点
ポイントが得られない
AndAppには「ミッション」を達成したり課金したりすると独自のAndAppポイントが手に入る仕組みがあるが、そのミッションの中には「週に1回、AndAppクライアントを起動する」といったものも存在する。
AndAppクライアントを起動させないようにすると、こうしたポイントをもらい損ねる可能性もあるので注意が必要だ。
ただ、無課金のままモバコインと交換できるほどポイントを貯めるのはなかなか大変で、たいていはポイントの有効期限が来て失効してしまう。
つまりポイントはほとんど貯まらない、そもそも期待していないというユーザーは、あまり気にする必要はないだろう。
ブロックソフトが邪魔
Simple Run Blockerのように、OSのポリシーを変更することでプロセスをブロックするタイプのソフトウェアならば、システムに常駐しないので問題にならないが、常駐するようなタイプのソフトウェアの場合、事前に常駐させておくかAndApp利用前に起動する必要があるので、それがそもそも面倒といえば面倒。
とはいえ、そういったソフトウェアがCPUやメモリなどシステムのリソースを多く消費することはまずなく、常駐していてもほとんど気にならないので、ここは気にするようなポイントではないだろう。
ただ、いざ実際にAndAppクライアントをアップデートなどのために起動する必要が出てきたときに、いちいちプロセスブロックの設定を変更したり、そのソフトウェアを終了させたりしなければならないので、それがかえって手間になってしまうとも考えられる。
所感
最近、Steamなどゲームポータルのサービスでは、管理のための独自クライアントの利用が当たり前になっているが、単純にゲームだけをすぐにプレイしたい人にとってはかえって邪魔になることも多い。
よく使うサービスならともかく、たまにしか利用しないものでは余計にそう感じる。
AndAppクライアントも含めて、少なくとも自動起動をオフにできるよう公式が設定を変更してほしいものだが……