つばさ

最新話を『小説家になろう』に投稿。

(冒頭部分)

 見るもの触るもの、すべてが新しかった。
 人間の上半身だけの不思議な置物や、何に使うのだろうと首をかしげたくなるような巨大な甕|(かめ)、そして壁に無 ...

最新話を『小説を読もう!』に投稿

(冒頭部分)

 部室の中は暗く、カーテンの隙間からこぼれる弱々しい光だけではとても奥までは見通せない。
 几帳面に整然と並べられた机の向こうに、細身の男の姿があった。 ...

最新話を『小説を読もう!』に投稿

(冒頭部分)

 今日も今日とて、周囲を辟易させる不毛なバトルがつづいていた。
「待ちなさい!」
「誰が待つか、ばかめ!」
 余計な一言をつけて返しつつ、 ...

つばさ

最新話を『小説家になろう』に投稿。

(冒頭部分)

 それでも、たいした広さのある森ではない。しばらく飛んでいると、森の中央付近に高い木々に囲まれた館を見つけることができた。
 おそらく、ここがそうだろう ...

ウェブ,小説

創作支援サイトClip

概要イラスト、3D、マンガ、アニメ、小説など、クリエイティブな活動をしているユーザーのためにアプリや投稿サービスを提供するポータルサイト
ポータル内で、自分のサイトを持つことが可能
イラストや ...

つばさ

最新話を『小説家になろう』に投稿。

(冒頭部分)

 ひょんなことになったものだと思う。
 様子のおかしい翼人のあとをつけていたら、この町にたどり着いた。そこでひとりの人間と出会い、翼人の集団による襲撃が ...

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(冒頭部分)

 部屋はいつもの薄暗がりのままであったが、その空気は明らかに常時とは異なっていた。
「――どういうこと?」
 麗奈の問いに答える者はいない。中途半 ...

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(冒頭部分)

 芦山を先頭に、それぞれがつま先に重心を移す。
 ――もう、
 一斉に動きだした。
 ――やるしかねえ!
 迷わず、秀真を鞘から解 ...

つばさ

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(冒頭部分)

 森の動物たちが、急に落ち着きをなくしはじめたのはいつの頃からだったろう。
 動揺は徐々に徐々に高まっていき、やがてそれが頂点に達したとき、一気に静けさ ...

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(冒頭部分)

 ――ちくしょう。
 相手は、間断なく攻めてくる。
 ――どうしたものか。
 対応を迷っている間に、自身の生傷が増えていく。相手は手に集束 ...