[スマートフォン] おすすめ格安スマホ(MVNO)のまとめ:端末込み月額料金3000円前後

【2014年12月06日 追記】OCNとDTIを追加

基本

以下では基本的に、端末込み月額料金3000円前後か、端末なし・通常通話セット料金1800円前後のものを紹介している(一部異なる)。

なお、イオンスマホなどのように、他のMVNOからサービスを又借りしているものは、ほとんど内容に差がないため除外している。

各項目の説明

通話 電話番号080・090に対応した通常の携帯電話か
MNPでは070も
SIMカード SIMカードが提供されるか(料金のうちに入っているか)
ベース 回線などインフラの母体
単体契約 データ通信のみ単体で契約できるか
単体価格 端末の代金一括払いの場合の価格

各価格は「税込み」との表記がない場合、税抜きで表示してある。

NifMo(ニフモ)

全月額料金 税込み円(2897円)
端末なし月額料金 税込み円(1600円)
通話 通常
MNP 対応
SMS あり
SIMカード あり
ベース NTTドコモ
初期手数料 税込み円(3000円)

データ通信

単体契約 OK
月額料金 税込み円(900円)
通信量 2GB *
LTE 対応
通常速度 下り150Mbps、上り50Mbps
制限速度 200Kbps

端末

名前 ASUS ZenFone 5(A500KL)
OS Android 4.4.2
ディスプレイ・サイズ 5インチ
画面解像度 1280 x 720
ストレージ 16GB
CPU 4コア 1.2GHz(Qualcomm Snapdragon 400)
GPU 450MHz(Adreno 305)
メモリ 2GB
カメラ アウトカメラ:800万画素、インカメラ:200万画素
SIMカードのタイプ microSIM
単体価格 税込み円(31112円)

2014年11月30日現在、24カ月間の料金を200円割り引くサービスを行っている。

データ通信は2GBのプランのほか、4GB:税込み円(2500、7GB:税込み円(3500のプランもある。

なお端末は、同型のものがASUSの直販ショップにおいて、税込み28944円で売られている。一括払いなら、どう考えてもこちらのほうがいい。

BIGLOBE LTE・3G

全月額料金 税込み円(3180円)
端末なし月額料金 税込み円(1800円)
通話 通常
MNP 対応
SMS あり
SIMカード あり
ベース NTTドコモ
初期手数料 税込み円(3000円)

データ通信

単体契約 OK
月額料金 税込み円(900円)
通信量 2GB
LTE 対応
通常速度 下り150Mbps、上り50Mbps
制限速度 200Kbps

端末

名前 LG G2 mini(LG-D620J)
OS Android 4.4
ディスプレイ・サイズ 4.7インチ
画面解像度 960 x 540
ストレージ 8GB
CPU 4コア 1.2GHz(Qualcomm Snapdragon 400)
GPU 450MHz(Adreno 305)
メモリ 1GB
カメラ アウトカメラ:800万画素、インカメラ:130万画素
SIMカードのタイプ microSIM
単体価格 なし *税込み円(33120円)

格安スマホのサービスでは老舗のビッグローブのもの。

全体的に、いろいろなサービスがごちゃごちゃしていてわかりづらい。

魅力は、追加料金なしで各地のWi-Fiスポットを使えること。スタバなどに設置されているので、けっこう使える場所はある。もちろん、Wi-Fiで使った分は通信量に加算されない。また、Wi-FiとLTE・3Gを自動で切り換えてくれるアプリも提供している。

通信量を増やした上位サービスもある。

注意点は、通常通話ありのオールインワン・サービスの場合、Biglobeの接続サービスに加入しなければならない。一番安い「ベーシック」でも税込み円(200円)かかる。公式サイトでは堂々と「月額1600円」と書いているが、すでにBiglobeの接続サービスを利用しているのではないかぎり、+200円かかる。

呆れるほどわかりづらいが、なぜかデータ通信オンリーの場合は表示されている月額費用900円にこの「+200円分」が含まれている。

端末は貧弱。月額料金を考えると割に合わないだろう。また、一括払いをすることもできない。

hi-ho LTE typeDミニマムスタート

全月額料金 税込み円(2680円)
端末なし月額料金 税込み円(1633円)
通話 通常
MNP 対応
SMS あり
SIMカード あり
ベース NTTドコモ
初期手数料 税込み円(3000円)

データ通信

単体契約 OK
月額料金 税込み円(933円)
通信量 2GB
LTE 対応
通常速度 下り150Mbps、上り50Mbps
制限速度 200Kbps

端末

大手ISP、ハイホーの提供するサービス。

端末込みの価格がZenFone 5なら、他と比べてけっこう安いのが特長。

なお、端末がLG G2 miniの場合、月額税込み円(2980円)となる。

スマートフォンだけでなくタブレットのほうを同時購入できるサービスもある。

2014年12月2日現在、HMD「VRボックス」が契約者全員に無償で配布される。

OCNモバイルONE

全月額料金 *
端末なし月額料金 税込み円(1600円)
通話 通常
MNP 対応
SMS あり
SIMカード あり
ベース NTTドコモ
初期手数料 税込み円(3000円)

データ通信

単体契約 OK
月額料金 税込み円(900円)
通信量 1日あたり70MB
LTE 対応
通常速度 下り150Mbps、上り50Mbps
制限速度 200Kbps

大手ISP、OCNが提供するサービス。

最安値のプランでは、月当りではなく1日あたりの通信量となっている。といっても、30日間=1カ月で約2.1GBということだから、けっして割に合わないわけではない。

ただ、70MBだと最近のスマホゲームをひとつダウンロードしてインストールしただけで、ほぼ使い切ってしまうだろう。

月当りのプランでは、2GBで1100円なのでやや割高。

端末のセット販売には対応しているのだが、分割払いではなく提携するオンライン・ショップから一括払いで購入する形になっている。

個人的には、このプランよりもプリペイドのサービスのほうが気になった。以下の料金はSIMカード付きで、しかもそのまま上記のサービスに簡単に変更できる。

まずは、これで試してみるのが一番いいかもしれない。

期間型 50MB/日 20日間 税込み円(2800円)
容量型 1.0GB 3カ月間 税込み円(3200円)
期間型 30MB/日 30日間 税込み円(3791円)

ServersMan SIM LTE

データ通信

月額料金 税込み円(467円)
通信量 *
LTE 対応
通常速度 250Kbps固定

DTIが提供する、おそらく国内最安値のサービス。

通信量に制限はないが、速度を250Kbpsに固定することによって「超格安スマホ」を実現している。

LTE対応なので、オプションで追加料金を払うことによって簡単に高速通信に切り換えられる。100MBで250円など。

ふだんあまりスマートフォンを使わない、もしくは使っていてもWi-Fiばかりという人にはこれで十分かもしれない。

また、IP電話やSMSのオプションもあるので、ただの安売りサービスというわけではないことがわかる。

これに慣れてしまうと、月額900円でも高く感じるようになるだろう。

U-mobile

全月額料金 *
端末なし月額料金 税込み円(1580円)
通話 通常
MNP 対応
SMS あり
SIMカード あり
ベース NTTドコモ
初期手数料 税込み円(3000円)

データ通信

単体契約 OK
月額料金 税込み円(790円)
通信量 1GB
LTE 対応
通常速度 下り150Mbps、上り50Mbps *
制限速度 128Kbps

格安スマホでは老舗のU-mobileのサービス。

今となっては全体的に物足りなく、2014年12月2日現在、端末込みのサービスは行っていない。

制限速度は他とは異なり、128kbpsに抑えられている。あと、通常速度についての表記が公式サイトにないが、ドコモの回線なのでおそらくは他と同じ。

唯一のメリットは、データ通信料金の安さ。ただし、1GBのみで、しかも他と100円程度しか変わらない(年間で1100円程度)。

ただ、ちょっとしたデータ通信だけで十分という人には合っているかもしれない。

まとめ

全体を見渡してすぐわかると思うが、大半がドコモの同じインフラを利用しているためかほとんど差がない。端末もほとんど同じ。

おすすめは、Biglobeか。音声通話あり・端末なしで1800円はやや高めだが、データ通信オンリーで900円という価格でWi-Fiスポットも使えるのは大きい。

Wi-Fiスポットがいらないなら、hi-hoのサービスが最も安い。

端末に関しては、どれも価格の割りに物足りない印象。一括払いならば、自分で安いショップで購入し、SIMカードを挿したほうが割安だし、選択の幅も圧倒的に広くなるだろう(きちんと動作するかは別だが)。

サービスを検討する際、どの公式サイトも税抜き価格で表示していて、税抜き価格をはっきりと示していないことに注意しよう。

ITスマートフォン

Posted by takasho