[HTML] HTML5における最小構成ソースコードの記述:省略できる要素が多い
実は、必須とされている記述は「!DOCTYPE」の宣言と「title」要素のみ。
それ以外は、すべて省略できる。
<!DOCTYPE html> <title></title>
htmlもheadもないのにtitleだけ記述しなければならないというのは違和感があるが、これでもW3C標準(ウェブ標準)。
headやbodyを省略できるので、以下のように記述してもHTML5としては「valid」(正当)。
<!DOCTYPE html> <title></title> <style></style> <p></p>
しかし、これだけだとかえってわかりづらいだけなので、少なくとも下記のように一般的な要素は記述しておいたほうがいいだろう。
<html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title></title> </head> <body> </body> </html>
文字エンコーディングの設定は従来型の「<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
」でもHTML5標準。
ただしHTML5では、文書の先頭から1024オクテット(大半の場合、1024バイト)以内に記述しなければならない。できるだけheadの直下に記述したほうがいい。
あと、言語を指定する場合は、html要素にはlang属性を指定する。SEO対策のためにもこうしておこう。
<html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title></title> </head> <body> </body> </html>
なお、この指定をしても上記のcharsetがないと、環境(ブラウザ)によっては昔なつかしい文字化けが起きてしまうことがある。
(筆者の環境では、Chromeで起きた)
注意しよう。