YouTubeの関連動画・コメント欄を消す方法:スマホ/PC対応 ブラウザ拡張機能を使う

2019 年 10 月 9 日

YouTubeでは特定の動画のページにアクセスすると、画面に関連動画がずらりと表示され、コメント欄は自動的に展開されてしまうが、これらが邪魔になることもある。

ここでは、それを表示させない=消す方法を解説。

基本的には、パソコン版もスマホ版もやることはほとんど一緒。

パソコンの場合

YouTube公式の設定では消すことができないので、以下のブラウザ拡張機能を使う。

広告ブロックを利用

邪魔な表示=広告のようなもの、ということで、広告ブロック機能で強制的に消してしまう。

ここでは、今一番人気のあるChromeの「uBlock Origin」を使って説明するが、基本的には他のブラウザ・拡張機能でも同じ。

特に、uBlockのようなAdBlock互換の拡張機能・アプリならば、下記のコードがそのまま使える。

【注意点】

ただし、広告ブロック機能はどれも、問題のないものまでブロックしてしまい、ページの表示や動作をおかしくするリスクが常にある。

それを回避したい場合は、下記の「スタイル変更機能」を使う。

やり方

直接「Myフィルター」にテキストをコピペする。

Chromeの画面右上にあるuBlock Originのアイコンをクリック

>右上の大きい電源アイコンの直下にある
	右隅の小アイコンをクリック

>「Myフィルター」タブをクリック

>画面下部のテキストフィールドに下記の記述をコピペ

>「変更を適用」をクリック

【コピペする内容】

! 右側の縦長の欄(右カラム)を消去
www.youtube.com###secondary

! 動画再生終了後のタイル表示をまとめて消去
www.youtube.com##.html5-endscreen

! コメント欄を消去
www.youtube.com##ytd-comments

特定のものだけを選択することも可能。

【AdBlock系以外の場合】

要は、youtube.comにおいてスタイルシート(CSS)のID「#secondary」、クラス「.html5-endscreen」、要素「ytd-comments」を削除対象に指定すればいいということ。

あとは同じ。

スタイル変更機能を利用

ウェブページは、ブラウザ上での表示形式を簡単に変えることができる。

YouTubeも例外ではない。

スタイルシート(CSS)という形式で管理しているため。

以下では、そのスタイルシートをユーザー側で変更できる、人気の拡張機能「Stylus」を使うが、基本は他でも同じ。

# StylusはFirefoxにも対応。

Chromeの画面右上にあるStylusのアイコンをクリック

>ポップアップ下部の「次のスタイルを書く:」の
	youtube.comの部分をクリック

>コード1の欄に次の記述をする

【スタイルシート】

ytd-comments, #secondary, .html5-endscreen {
	display: none;
}

これだけで、すべてきれいに消せる。

個別に選びたい場合は、以下のように該当箇所を削除する。

右側の縦長の欄(右カラム)は残す
「#secondary,」を消去

動画再生終了後のタイル表示は残す
「, .html5-endscreen」を削除

コメント欄は残す
「ytd-comments,」を削除。

# 区切り文字のコンマに注意。

スマートフォンの場合

一部の操作・入力内容が異なるだけで、ほとんどパソコン版と変わらないので、そちらも目を通してみてほしい。

ここではAndroidについて説明するが、iPhone(iOS)でも基本は同じ。

【iPhone/iPadの場合】

AdBlock」などのアプリをインストールし、アプリ拡張としてブラウザアプリと連携させる。

AdBlock互換のものならば、下記のコードをそのまま使える。

拡張機能対応ブラウザのインストール

スマホ版Google Chromeが拡張機能には対応していないので、他のブラウザを使う。

おすすめは「Kiwi Browser」。

広告ブロックを利用

基本はパソコン版と同じ。

広告ブロック機能に、指定要素を記述する。

AdBlock互換のものなら、下記の書き方がそのまま使える。

ここでは、Chrome拡張機能の「uBlock Origin」を使って説明。

【注意点】

ただし、広告ブロック機能はどれも、問題ないものまでブロックしてしまい、ページの表示や動作をおかしくするリスクが常にある。

それを回避したい場合は、下記の「スタイル変更機能」を使う。

やり方

直接「Myフィルター」にテキストをコピペする。

# 拡張機能の表示はパソコン版とまったく一緒。

Kiwi Browserの画面右上にあるメニューアイコンをタップ

>「uBlock Origin」をタップ

>右上の大きい電源アイコンの直下にある
	右隅の小アイコンをタップ

>「Myフィルター」タブをタップ

>画面下部のテキストフィールドに下記の記述をコピペ
	

>「変更を適用」をタップ

【コピペする内容】

! 関連動画を消去
youtube.com##ytm-item-section-renderer[data-content-type="related"]

! コメント欄を消去
youtube.com##ytm-comment-section-renderer

特定のものだけ選択することも可能。

スタイル変更機能を利用

以下では、スタイルシートをユーザー側で変更できる、人気の拡張機能「Stylus」を使うが、基本は他でも同じ。

# Stylusはスマホ版Firefoxにも対応。

Kiwi Browserの画面右上にあるメニューアイコンをタップ

>「Stylus」をタップ

>ポップアップ下部の「次のスタイルを書く:」の
	youtube.comの部分をタップ

>コード1の欄に次の記述をする

【スタイルシート】

ytm-item-section-renderer[data-content-type="related"],
#ytm-comment-section-renderer {
	display: none;
}

これだけで、すべてきれいに消せる。

個別に選びたい場合は、以下のように該当箇所を削除する。

関連動画は残す
「ytm-item-section-renderer[data-content-type="related"],」を消去

コメント欄は残す
「, ytm-comment-section-renderer」を削除

# 区切り文字のコンマに注意。

まとめ

基本的には、どの環境でもやることは同じ。

iPhone/iPadのiOSのみ、ブラウザがパソコンのような拡張機能を実装できないので面倒だが、広告ブロック用などの各アプリをブラウザと連携させれば似たようなことはできる。