[Windows 10] Windows Updateがダウンロード回線を占有してしまう問題への対策【まとめ】
問題点
Windows Update時、システムがネットワーク回線をフルに使おうとするため、ブラウザなど他の通信が極端に遅くなってしまう。
なまじWindows Update用のサーバーが優秀なために、本当に回線がいっぱいになってしまうことがある。
Windows 10では、Windows Updateがバックグラウンドで強制的に実行されるため、ユーザーが作業中だとかなり問題になる。
しかし基本的に、Windows 10には標準で帯域制限をする機能がないため、現状OS単体では対処のしようがない。
対応
帯域制限アプリを使う。
無料で使え、かつソフトウェア(プロセス)単位で制限をかけられる「Tmeter」がおすすめ。
国産では「TCP Monitor Plus+Traffic Management Controller」があるが、こちらはアップロード回線(上り回線)のみで、しかもポート単位での設定しかできない。それでも制限をかければ、ある程度ダウンロード回線(下り回線)も絞ることができる。
今後
Windows 10ではすでに、開発途中のバージョンであるWindows Insider Previewに設定でWindows Updateの帯域制限をする機能が追加されている。
2017年10月17日の大型アップデート「Fall Creators Update」で導入される可能性がある。