[WordPress] マルチサイト化のメリット・デメリット――単体で運用したほうがいい場合も
メリット
- メンテナンス、アップデート、テーマ、プラグインを共通化できる
- データベースひとつで運用できる
デメリット
全般的にとにかく面倒で融通があまりきかない
- .htaccessを変更するなど、サーバ側の設定変更が必要
- サブディレクトリ型の場合、ルートの直下でなければならない
- 特定のブログのみ(別ドメインの)別サーバに移行する際、面倒なことに
- プラグインによっては、マルチサイトに対応していないものもある
- データベースがひとつということは複数ブログの情報が混在するので、視認性が低く、管理がしづらくなる
- これまで単体で運用し、既存の記事がある場合は、サブドメイン型にしかできない
まとめ
特に、別サーバへ移行する場合が厄介か。
単体の場合、WordPressのファイルをディレクトリごとごっそり移行させ、データベースもコピーするだけで他の作業は最小限で済むのだが、マルチサイトの場合、やらなければならないことが多い。
複数ブログで共通するテーマ、プラグインは多いので、確かにマルチサイト化のメリットはあるが、結局、ブログの主旨が異なれば運用方針も変わってくる。つまり、個別のカスタマイズが必要になってくる。
個人的には、無理をしてまでマルチサイト化する必要はなく、素直に個別にWordPressを導入するほうがいい場合もあると思う。