Chromeのプロファイル(ユーザー)とは:切り替え方・作り方などの説明
ユーザー/プロファイルとは
ブラウザ「Chrome」には、OSやWebサービスのようにユーザー(アカウント)ごとに設定や拡張機能、ブックマーク、パスワード、キャッシュなどをまとめて切り替える機能があり、それを「ユーザー」や「プロファイル」と呼ぶ。
画面上では、画面上部にあるツールバーの右端から2番めのアイコンがそれを示している。
Chromeの各ウィンドウを別々のプロファイルで複数起動させることも可能。
なお、Chrome上では「ユーザー」という呼称なのに対して、公式の説明文や内部のフォルダ構成などでは「プロファイル」や「プロフィール」と呼んだりして統一されておらず、わかりづらいが、ここでは「プロファイル」という語に統一して説明していく。
メリット
- プロファイルごとに設定を変えられる
- ログイン情報も別々なので、アカウントを切り替えたいときにSNSなどWebサービスごとにログインし直す必要がない(Googleアカウントもそれぞれ別にできる)
- 拡張機能も別々なので、管理しやすい
- プロファイルは簡単に作成・削除が可能なため、テスト・開発目的の検証に使いやすい
- 作業目的ごとに使い分けが可能
- 基本的に、一時保存ファイル(キャッシュ)やクッキーなどもプロファイル別なので、問題の原因を特定しやすく、いろいろ設定を変えてもブラウザ本体に悪影響が出にくい
既存プロファイルの確認
「プロフィール アイコン」(画面上部ツールバーの右端から2番めのアイコン)をクリック。
新規プロファイルの作り方
画面上部ツールバーの右端から2番めのアイコンをクリック >「+ 追加」をクリック
なお、既存プロファイルの「Chromeの設定」を「リセットする」方法はあっても、プロファイル自体を初期化する(初期状態に戻す)方法はないようだ。
つまり、上記のやり方で新規プロファイルをつくってそちらに移行するしかない。
注意点
一部、プロファイルごとに設定を変更できない=アプリ全体で統一されている設定もある(ハードウェア アクセラレーションなど)。