人狼カードゲーム 審判の夜:対戦型TCG風ブラウザゲーム
開発したゲームを『モゲラ』で公開。
【このゲームはまだ開発途中のアルファ版です】
このゲームは、多人数による会話コミュニケーションゲームである「人狼ゲーム」を、対戦型カードゲーム風のルールにし、シングルプレイで誰でも気軽に楽しめるようにしたデジタルゲームです。
一般人の中にまぎれ込んだ暗殺者とその協力者=共犯者を見つけ出すのが目的です。
カードを駆使して情報を集め、毎日(毎ターン)訪れる「審判の時」に追放する対象を決めます。
ひとりでプレイすることに特化しているため、会話や駆け引きが苦手な人でも人狼ゲームの面白さをすぐに体感することができます。
プロローグ
――今夜は、嫌な予感がする。
そう思ったあなたは、そこから逃げるように背を向けた。
小型の携帯電話が鳴ったのは、まさにそのときだった。
「これから、複数の人間が命を狙われる」
突拍子もない言葉。
依頼の内容は、それをできれば阻止、可能なかぎり多くの人を救い、犯人とその協力者を捜し出せ、というものだった。
ふだんなら一笑に付す内容。
しかし、あなたは渋々ながらも指定された場所へ向かいはじめた。
そう、あなたが探偵だからだ。
ゲーム内容
― ルール ―
【勝利条件】
暗殺者と共犯者以外がすべて倒される前に、暗殺者をすべて追放する
【敗北条件】
・一般人がすべて倒される
・あなた=プレイヤーが倒される
― ステータス ―
このゲームには2つのパラメータが存在します。
・不信感
あなたに対する他の人々の不信感を示す総数
不信感が高まると、一般人から暗殺者だと思われやすくなり、反対に暗殺者からは狙われやすくなる
不信感が5以上になると、その日の夜、確実に暗殺者に襲われる
・テンション
各人物の精神状態
状態が変化すると、周りにわかる
怒り:テンション4以上
怯え:テンション-4以下
一度状態が変化すると、それ以降テンションに変動があっても元に戻ることはない
― 人々のタイプ ―
・探偵
プレイヤーである「あなた」
基本的には一般人と同じ扱いになる
・暗殺者
一般人を狙う
突然現れたあなたを敬遠しており、不信感が5以上になるまでは狙おうとしない
共犯者が何人いるか知らないため、あなたがそのひとりだと思わせることも可能
夜フェイズで会った人物を深夜フェイズで倒そうとし、誰とも会わなかった、または他の暗殺者が別の人物と会っていた場合、ランダムで標的を決める
二人いる暗殺者が同一対象を狙った場合、対象が出かけていても深夜フェイズで倒せる
また、対象が出かけていても、一定の確率で暗殺者に倒されることがある
・共犯者
暗殺者の協力者
単独では標的を倒せない
常に嘘をつきつづける(特殊効果除く)
・一般人
暗殺者の「標的」
基本的に自分ひとりでは何もできない
・心理学者
基本は一般人と同じだが、1相手の性格を確実に見抜くことができる
共犯者が心理学者の振りをすることもある
・ボディガード:強気
秘密裏に雇われた護衛
他の人と一緒にいた場合、どちらかが暗殺者から襲撃を受けても撃退することができる
ただし、暗殺者2人に同時に狙われた場合は撃退できない
― 人々の性格 ―
【弱気】
暗殺者、一般人
・テンションが-1からスタート
・夜フェイズでは動こうとしない
・暗殺者は、ランダムで標的を狙いに行くこともある
【普通】
共犯者、一般人、心理学者
・テンションが0からスタート
・夜フェイズで他の人に会いに行くかはランダム
【強気】
暗殺者、一般人、ボディーガード
・テンションが1からスタート
・夜フェイズでかならず他の人に会いに行こうとする
― 人々の数 ―
暗殺者:2人
共犯者:1人
一般人:3人
心理学者:1人
ボディーガード:1人
― プレイの基本的な流れ ―
カードを使って情報収集
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人々の様子を見る:特に状態の変化
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怪しい人物を追放する
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夜フェイズに、気になる人に会いに行く
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翌日の朝フェイズに犠牲者の結果が出る
― 各カードについて ―
・アリバイ確認:5
昨晩の行動を聞く。
どこにいたか、誰と会おうとしたか、実際に誰に会ったか知ることができる。
共犯者は常に嘘をつき、暗殺者は誰かを倒したときのみ嘘をつく。
・性格診断:4
相手の性格を見破ることができる。
心理学者、もしくは心理学者のふりをする共犯者が答え、本物はかならず反応して真実を語るが、偽物はかならず嘘を言う。
そうした人物がすでにいない場合、何も起きない。
・恫喝:3
相手の性格が弱気の場合テンションを-2、強気の場合+2変化させる。
それ以外の人物に影響はない。
・張り込み:3
相手の行動を常に追跡し、夜フェイズで誰に会おうとし、実際に会ったのが誰か確実にわかる。
かわりに、あなたは夜フェイズで行動を選択することができなくなる。
1ターンに1回のみ実行可能。
・ウサギ:2
相手に対して弱気の振りをし、仲間となることを求める。
相手が強気だった場合、夜かならずあなたの元へ訪れ、正体を明かす。
共犯者だけはかならず反応し、嘘をつく。
1ターンに1回のみ実行可能。
・はったり:2
相手を暗殺者だと決めつける。
当たった場合、強気なら+3、弱気なら-3、テンションを変化させ、あなたはその夜、確実に命を狙われるが、「狂言」に成功すれば効果を打ち消すことができる。
外した場合、不信感が+2される。
・最後通告:2
相手のテンションが-3以下/+3以上の場合、自分の正体をかならず告白させる。共犯者も嘘はつけない。
・狂言:1
相手に自分が暗殺者だと告げる。
不信感が2以下で、相手が暗殺者、または共犯者であった場合、自分の正体を明かして協力を求めてくる。
相手がボディガードの場合、不信感が+4され、相手が標的の場合は+3される。
「はったり」を使用している場合、使えない。
・最後の手段:1
いちかばちか相手に襲いかかる。
相手が暗殺者であった場合はその正体を明かすことができるが、あなたはその夜、確実に命を狙われ、「狂言」でも無効化することはできない。
それ以外だった場合、不信感が+4される。
・警護依頼:2
不信感が3以下のとき、ボディガードの人物にあなた自身の警護を頼み、暗殺者の襲撃をその夜だけかならず防げる。
相手がボディーガードではなかった場合、何も起きない。
相手が暗殺者、または共犯者であった場合、不信感が+2される。